ロシア次期大統領についてH

ロシア東欧ファンドを検討するにあたって、プーチン氏の後任がどうなるかって、大問題exclamation

日経ビジネスの特集『「ポスト・プーチン」のロシアを読む』のいよいよ最終回exclamation

★米国のミサイル防衛システムのターゲットはロシア?

 鬱積した不満のはけ口となったのが、ミサイル防衛システムの一部を東欧に置こうとする米国の計画である。イワノフ氏は、ポーランドに配備される予定の米国のミサイル迎撃基地10基がロシアにとって中期的な脅威とはならないとおおっぴらに認める半面、イランや北朝鮮も欧州や米国を脅かす恐れのあるミサイルの製造能力は持っていないと主張する。「現にそんなミサイルがなく、将来もなさそうであれば、このシステムは一体誰に向けられているのか。唯一、我々に対してだ」とイワノフ氏は言い切る。

 しかし一方でイワノフ氏は、1987年の中距離核戦力全廃条約から離脱しようとするロシアの狙いを米国のミサイル配備計画と結びつけたかのような軍幹部のコメントは、誤解されたと主張する。当該条約は米国とソ連に中距離ミサイルの所有を禁じたもの。ロシア政府が条約を疑問視している理由はただ単に、他国、つまり、北朝鮮、中国、パキスタン、イラン、イスラエルなどの近隣国が中距離ミサイルを所有しているからだという。

 環境が変わったからには、米国とロシアだけがこれらの武器を禁じられるのは道理に合わない。「我々はしゃにむに中距離ミサイルの製造に突き進むつもりはない。いわんや、欧州にそれを向けるなど考えられない」とイワノフ氏。「我々には、念を押しておくが、ほかに様々な問題や脅威が控えている」。

★「選挙戦が近づく中、ロシアに混乱を起こそうとする企てもあるだろう」

 しかし、イワノフ氏の発言と同氏が執筆したものの大部分に窺えるのは、西側がかつてソ連に属していた国々の政権を転覆するのに手を貸しているという確信だ。外国政府がロシアの国事に干渉しているかどうか問うと、イワノフ氏は昨年起こった英国外交官の関わる事件を例に引いた。NGOへの資金提供を担当していた英国大使館職員がスパイとして活動していたとされる事件である。

 今度は、イワノフ氏は口元をこわばらせるばかりか、頬を紅潮させて言う。「我々は連中を捕まえ、女王様の大使館が一体何をしているか世界の面前に晒してやった」(英国は不適切な行為があったとする申し立てを否定している)。

 来年の大統領選挙が近づく中で、外国の資金援助を受けてロシアに混乱を招こうとする試みが起きる可能性はあるとイワノフ氏は言う。しかし、最も有望な候補と言える同氏は泰然と構えている。「そういう企てや思惑はあるかもしれない。だが、そこから何かが生まれることはない。目下の経済情勢、政治情勢は磐石だ。そのカネは無駄金に終わるだろう」。

冷戦が終わった!と感じた時、これで世界に平和が訪れたと思ったのに・・・

オイルマネーで力をつけたロシア、それを阻止したいアメリカ。

まだまだ一波乱も二波乱も起こりそうですね〜ふらふら

ロシア次期大統領についてG

ロシア東欧ファンドを検討するにあたって、プーチン氏の後任がどうなるかって、大問題exclamation

日経ビジネスの特集『「ポスト・プーチン」のロシアを読む』の8回目で〜するんるん

★プーチンが期待する「次期大統領の役割」

 こうした事情から、巷間囁かれているある見方が説明できるかもしれない。つまり、プーチン氏が誰を後継者に選ぶかは、彼が次期大統領の中心課題をどう考えるかによって決まるというものだ。

 もし次期大統領の役割が、概して平穏な状況の下でロシアの経済近代化を推し進めることであるとすれば、プーチン氏が指すのはメドヴェジェフ氏の方だろう。一方、もしそれが悪化する世界情勢、例えば米国によるイラン空爆といった事態に対処することであるとすれば、それはイワノフ氏の仕事ということになるのかもしれない。

 イランに対する軍事行動後に生じる国際危機――ロシアの首脳陣はその可能性を頭から振り払うことができないようだ――は、クレムリンの「3期」派がプーチン氏に続投を促す口実となり得るとも見られている。

★「再び冷戦に足を踏み入れることはない」

 ロシアの復権を不安げに見守る人々は、イワノフ氏の話の内容に安心することもあるかもしれない。「ロシアが今後どう発展しようと、再び冷戦に足を踏み入れることはない。我々は一度ヘマをやった。過ちを二度繰り返すつもりはない」と彼は言う。ロシアが軍の近代化に取り組んでいるとしても――ソ連が費やした額、あるいは米国が今費やしている額に比べれば取るに足りない額だが――、その照準は欧米に向けられているのではなく、北朝鮮やイランを含む近隣諸国からの潜在的な脅威に対してだ。

 だが一方で、イワノフ氏は、ロシアの政治エリートの間で聞かれる不満も口にする。ミュンヘンで2月にプーチン氏が行った手厳しい外交政策演説の中でも鳴り響いた、西側が約束を全うしなかったという不満である。

「1990年代半ば、我々はソ連崩壊が冷戦終結につながること、NATO(北大西洋条約機構)が東方に拡大しないこと、軍事拠点を設けないと約束した NATO加盟国がその約束を履行することを信じた。しかし今、皆そろって我々を欺いたということが分かった。すると、すべてのことに疑念が沸いてくる」。

(いよいよ明日、最終回です。お楽しみに〜るんるん) 

ロシア次期大統領についてF

ロシア東欧ファンドを検討するにあたって、プーチン氏の後任がどうなるかって、大問題exclamation

日経ビジネスの特集『「ポスト・プーチン」のロシアを読む』の7回目、始まりま〜するんるん

★核技術、造船、航空機産業では国の役割は必要

 経済に関するイワノフ氏の見方にも、やはり強力な国家の役割が浮かび上がってくる。消費財や通信などの産業は、完全に自由化され、外国の投資家に開かれている。しかし、産業によっては、国家の持ち分が「必然的に常に75%超を占めることになる」とイワノフ氏は言う。これは、核技術のように国家の安全保障と関わりがある場合、あるいは、規模が巨大過ぎて市場に委ねるだけでは発展が難しい造船や航空機産業の場合である。

 一方、原油や天然ガスについては、イワノフ氏は国家の手に資産を取り戻すやり方を擁護する。「原油や天然ガスは我が国の資源であり、その開発手法や資金調達手段は他人の口出しする問題ではない。外国の投資家は事業請負先、あるいは技術に対する投資家としてなら認められる。しかし当分の間、外国企業に主要油田の所有を認めるつもりはない」。

 イワノフ氏はさらに、こう続ける。ロシアがウクライナとベラルーシに対し、旧ソ連向けに割引されていたエネルギー価格を断固引き上げたのは、「資本主義を全面的に受け入れたからであって、ソビエト時代の帝国主義に立ち戻ったわけではない」。しかし、ウクライナとベラルーシでは多くの人が、値上げは自分たちの国をロシアの政治的軌道に引き戻すための策謀だと主張している。

★「エネルギー帝国主義など存在しない」

 「エネルギー帝国主義など存在しない。原油や天然ガスには価格がある。我々は1990年代半ばに、あなた方から市場経済になる方法を教わったのだ。我々は教えを学んだ」。イワノフ氏は要点を明確にするために、英語に切り換えて言う。「ところが、我々が今耳にするのは、『それは不適切な振る舞いだ。エネルギー価格を政治的な目的のために利用している』という非難だ。だが実際、我々はあらゆる相手に市場価格に基づいて売っているだけだ」。

 イワノフ氏はこうした国際問題を論じる時に最も落ち着いて見える。ライバルと目されるメドヴェジェフ氏が、巨額の社会投資プログラムを管轄しているおかげで、ロシアの抵当市場を機能させる道筋や地方診療所の人員を増員する必要性などについて雄弁に語ることができるのに対し、イワノフ氏の方は国事を論じることに喜びを示す。

(かなり長くなってきました。今日はここまでにしますねるんるん

ロシア次期大統領についてE

ロシア東欧ファンドを検討するにあたって、プーチン氏の後任がどうなるかって、大問題exclamation

日経ビジネスの特集『「ポスト・プーチン」のロシアを読む 下』が載りましたので、引き続き掲載しますね〜揺れるハート

では、6回目始めま〜するんるん

★ロシア流の民主主義をつくる

 ロシアはいずれ民主主義に移行するが、他国がそうだったように、ロシアにもロシア特有の形を探り当てる猶予が必要だと次期大統領の最有力候補・セルゲイ・イワノフ・第一副首相は言う。「日本の自由民主党は一体何年権力を握り続けているか。途絶えることなく、60年続いている[彼は自民党が 1993〜1994年の短い間、野党だった事実を見落としている]。その日本に民主主義が存在しないと言う人がいるか? 」。

 あるいは米国。「米国には確かに民主主義が存在する。しかし、米国で社会の少数派が大統領を選出することが可能か?それは可能だ。けれど、もしロシアでそれが現実となったら、どう言われるか。西側は我々を非難するだろう」。イワノフ氏は口元をこわばらせながら、こう続ける。

 話題が西欧の支援を受けた「民主主義のかがり火」と称されるロシア周辺の国々、すなわちイラク、グルジア、ウクライナに転じると、イワノフ氏のこわばった口元には嘲りと言っていいような表情が加わる。

★治的自由と過激主義は紙一重だ

 2004年のオレンジ革命の勝者が議会とにらみ合いを続けているウクライナについて、イワノフ氏は言う。「ウクライナは完全に民主主義の評価を下げる。人々は今の混乱状態を見て言うだろう。『君たちの民主主義など我々には要らない。我々にツァーを与えよ。給料をよこせ。君たちの民主主義で我々を悩ますのはやめろ』と」。

 では、ロシアでもウクライナの革命を再現するという望みを抱いて週末にモスクワやサンクトペテルブルクの通りに繰り出した人々は、一体どうなのか。

 イワノフ氏が本紙の取材に答えたのはデモの前だったが、その際の彼のコメントは先を見通しているかのようだった。「政治文化が弱い状況では、デモが容易にけんか騒ぎに転じるし、道路を通行不能にしてしまう。これは単に国民の間に嫌悪感を募らせるだけだ。政治的自由と過激主義は紙一重だ」(デモを呼びかけた連合組織「もう1つのロシア」側は先に力に訴えたのは治安当局の方だと主張している)。

続きは、また明日。

ロシア次期大統領についてD

ロシア東欧ファンドを検討するにあたって、プーチン氏の後任がどうなるかって、大問題exclamation

お待たせしました、日経ビジネスの「ポスト・プーチン」のロシアを読む5回目最終回、始まりますよ〜るんるん

★西側で暮らした経験あり、チャーチル好き

 イワノフ氏が「クレムリン株式会社」に加わったのもごく最近の話である。クレムリン株式会社とは、プーチン政権下で形成され、大臣や上級官吏によって統率される国営企業群の俗称で、イワノフ氏が任されたのはユナイテッドエアクラフトコーポレーション。航空機製造を司る持ち株会社だ。

 西側で暮らした経験も、イワノフ氏と多くの仲間を分かつ要素だ。「自分はかなりリベラルな人間だと思う。というのは人生の相当部分を欧州の各都市で過ごしてきたからだ」と同氏。海外生活のおかげでイワノフ氏は民主主義に敬意を払うようになった。彼はチャーチルが好きで、「民主制は最悪の政治形態だ。他のあらゆる政治形態を除けば、だが」というチャーチルの有名な言葉を引用してみせる。

 しかし、慣習と心理的傾向が異なるため、ロシア人は西欧流の民主主義をそのままなぞることは好まないという。「ロシアは広大な国だ。そして心理的に、残念なことに国民の大半は依然ツァー(ロシアの皇帝)を拠り所としている」とイワノフ氏。「ロシアが統治のお手本を100%アングロサクソンの政治エリートから借りることはない。気に入るかどうかは別問題で、それが厳然たる事実だ」。(この記事続く)

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そうなんです、これで完全に終わりじゃなかったんです!

単に、『「ポスト・プーチン」のロシアを読む(上)』が終わっただけでした〜!ふらふら

『「ポスト・プーチン」のロシアを読む(下)』は、掲載され次第、また載せます。

それまで、さよ〜なら〜揺れるハート


ロシア次期大統領についてC

ロシア東欧ファンドを検討するにあたって、プーチン氏の後任がどうなるかって、大問題exclamation

お待たせしました、日経ビジネスの「ポスト・プーチン」のロシアを読む4回目、始まりま〜するんるん

★イワノフ氏とは何者か

 プーチン氏の有力後継候補者の中で、最もプーチン路線を継承するのはイワノフ氏だろう。たとえ、それが両者の個人的経歴に重なる部分が多いという理由だとしても。イワノフ氏の方が3カ月ほど後に生まれ、2人はともにレニングラード国立大学(当時)で学んだ。イワノフ氏の専攻は英語とスウェーデン語だ。

 しかしイワノフ氏によれば、彼がプーチン氏と知り合ったのは1970年代後半、KGBレニングラード局に入ってからのことだ。2人はモスクワ郊外の森の中にあるKGBの第101学校(エリートのスパイ学校)で席を並べた。

 その後2人とも国外の諜報活動に従事することになった。だが、プーチン氏の任務地が当時東ドイツだったドレスデン止まりだったのに対し、イワノフ氏の方はソビエト圏を越え、フィンランドとケニアの大使館に勤務した。違いはほかにもある。プーチン氏が1990年にKGBを去ってサンクトペテルブルク市長の下で働いたのに対し、イワノフ氏は対外諜報活動に携わり続け、将官の地位を得た。

そして1998年、プーチン氏がKGBの国内部門の後継組織であるロシア連邦保安局(FSB)の長官に就くと、イワノフ氏を次官に任命した。

 メドヴェジェフ氏ら大統領側近の大部分と異なり、イワノフ氏がプーチン氏のサンクトペテルブルク時代よりも前からの知り合いであるという事実は、シロヴィキがイワノフ氏を完全に自分たちの仲間だと見ていないと囁かれる理由の一端かもしれない。

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明日が最後です。お楽しみに揺れるハート

ロシア次期大統領についてB

ロシア東欧ファンドを検討するにあたって、プーチン氏の後任がどうなるかって、大問題exclamation

そこで、日経ビジネスの「ポスト・プーチン」のロシアを読む3回目の始まり、始まりで〜するんるん

★第3のグループ、第4のグループの動き

 さらに第3のグループ――恐らくはシロヴィキの分派――は、憲法を改定してプーチン氏に3期目の大統領を務めてもらうことを望んでいるようだ(もっとも、プーチン氏自身はその意思がないと公言している)。専門家の中には、プーチン氏がさらに別の候補者を支持する可能性があると考える人もいる。

 改革派ジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤ氏やロンドン在住の元KGB職員アレクサンドル・リトビネンコ氏の殺害事件なども、実はプーチンの後継者争いと関係があるとの見方もある。一方、雑多な集団の連合体である「もう1つのロシア」は、政権の引き継ぎを断絶させ、プーチン氏の「独裁体制」の廃止を目指す大々的なキャンペーンに乗り出している。

 この動きには、多くの著名人が支持者として名を連ねている。4月14〜15日のデモ参加者の中には、元チェスの世界チャンピオン、ガリ・カスパロフ氏が含まれていた(同氏は治安当局により12時間身柄を拘束された)。第1期プーチン政権で首相を務めた政界の大物ミハイル・カシヤノフ氏もいれば、16カ月前に自由の権利の抑圧に警告を発してプーチン氏の経済担当顧問の職を辞したアンドレイ・イラリオノフ氏もいる。

 モスクワの政治工学センターに務めるアレクセイ・マカルキン氏は、「政権側は2004年のウクライナのオレンジ革命と同じ轍は踏むまいと堅く心に誓っている」と言う。当時、多くの顧問がキエフの抗議デモは深刻な事態には至らないと請け負っていた。「今度は早いうちに芽を摘んでしまいたいのだ」。

 この幾分不穏な空気に火をつけようとしているのがボリス・ベレゾフスキー氏である。かつてプーチン氏が権勢を身につけるのを助けつつ、その後亡命し、プーチン氏の不倶戴天の敵となった大富豪は、抗議デモの前に突如英ガーディアン紙に対し、自分が革命を画策していると語ったのだ。

 彼はさらに、大統領に近い存在でクーデターを目論んでいる筋に資金を提供しているとも述べた。ベレゾフスキー氏の言葉はモスクワで疑問視されたが、クレムリンの感情が穏やかでなかったのは間違いない。

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今日はここまで、また明日ね揺れるハート


ロシア次期大統領についてA

ロシア東欧ファンドを検討するにあたって、プーチン氏の後任がどうなるかって、大問題あせあせ(飛び散る汗)

「ポスト・プーチン」のロシアを読む第2回目でするんるん

★「結構リベラルだが、一部産業に関しては国家管理が必要だろう」

 イワノフ氏の話しぶりは次期大統領に相応しく、ナノテクノロジー研究への資金拠出からイランの弾道ミサイル能力に至るまで、多様な話題について悠揚迫らず語った。自分は経済政策に関して「結構リベラルだ」と述べる一方、一部産業では国家管理が必要で、国営企業であれ民間企業であれ、ロシア企業が同国最大の油田・天然ガス田を掌中に握るべきだと言う。

 イワノフ氏曰く、ロシア国民は完全にアングロサクソン的な統治は望んでいない。また、ロシアは先の冷戦終了後の欧米の振る舞いには裏切られたとの思いを抱きながら、新たな冷戦は望んではいない。そして何より、プーチン路線の廃止を掲げて大統領選に立候補する人間は、誰であれ敗北すると言い切る。

 「そういう候補者には勝つ見込みは全くない」「ある種の泡沫候補、いわば道化師は登場するだろう。しかし、彼らが獲得する票は1%、あるいは0.5%程度だ」

 イワノフ氏が答えられない質問は、自分自身が立候補するかどうかという問題。「それについては考えたことがない」と彼は言う。「私が出馬を真面目に考え、選挙準備に着手したとしたら、一体ここで何をしているのか? 我が国の第一副首相は責任の重い職で、選挙運動との両立は不可能だ。目下、ここで選挙運動がないのは正直言ってありがたい」。

 イワノフ氏は米国の大統領選騒ぎを指して軽蔑の色をにじませ、ロシアは今、米国流のカネのかかる選挙戦ではなく、賢明にも新しい空港や道路にカネを費やしていると言う。

★陰の選挙運動は既に始まっている

 もっとも、イワノフ氏の発言はやや真実味に欠けるところがある。次の大統領が誰になるのかは、今、ロシア政界における最大の陰謀劇たるにとどまらず、ロシアが大国の地位に返り咲くのを幾分不安げに見守る外国政府にとって、また、ロシア経済の回復に乗じようと殺到する投資家にとって、最大の関心事だからだ。

 そして何より、“影の選挙運動”は既に活発に展開されている。国営テレビ局はイワノフ氏とメドヴェジェフ氏に目立って多く報道の時間を割き、両氏が工場や学校、診療所を訪問したり、プーチンばりに役人に向かって「それじゃ駄目だ」と指を立てて振ってみせたりする映像を流している。

 クレムリン内の対立する各派は自分たちの意中の人間を大統領にしようとつばぜり合いを演じている模様。リベラルなグループと、「シロヴィキ(武力派)」と呼ばれる強硬派の諜報機関・軍出身者グループが対立する構図だ。メドヴェジェフ氏は前者、イワノフ氏は後者とつながりがある。

(今日はここまで。お疲れ様でしたるんるん

ロシア次期大統領について@

ロシア東欧ファンドを検討するにあたって、プーチン氏の後任がどうなるかって、大問題ですexclamation

それについて、興味深い記事を日経ビジネスで見つけたので掲載しますね。

ただ、長いので数日に分かれると思いますが、読んでくださいねるんるん

「ポスト・プーチン」のロシアを読む@

★ソビエト時代を彷彿させた「デモ鎮圧の映像」

 4月14〜15日の週末、世界中のテレビ画面に映し出されたロシアの映像は、暴力的、抑圧的で、ソビエト時代を彷彿させるものだった。警察の暴動鎮圧部隊が民主化を叫ぶデモ参加者を棍棒で殴りつけ、止めに入った老女らを力ずくで引き剥がす光景である。

 しかし、国防相を6年務め、最近第一副首相に昇格したセルゲイ・イワノフ氏のオフィスからは、ロシアはまるで別の国に見える。成長著しく、資源豊富、給与がうなぎ登りのロシアである。肝心なのは、継続性と安定性だ。

 イワノフ氏の考えは特別なものではない。反体制の連合体「もう1つのロシア」が開いた抗議集会の参加者は多くはなく、国民の80%がウラジーミル・プーチン大統領を支持している。しかし、先の週末のデモ鎮圧は、プーチン政権が次期大統領へのスムーズな移行を脅かす存在を恐れていることを示している。


★最有力候補イワノフ氏に聞く

 現行憲法では、プーチン氏は来年3月に大統領を退任しなければならない。脅威となる人物が現れた場合、それに対峙しなければならないのはイワノフ氏ということになるだろう。彼がプーチン氏に取って代わる次期大統領の最有力候補だからだ。

 イワノフ氏は本紙(フィナンシャル・タイムズ)との長時間にわたるインタビューで、終始堅苦しいほど礼儀正しく、長年友人関係にあるプーチン氏と似た鉄を思わせる雰囲気で過去7年間の功績を擁護した。プーチン氏と似ているのは驚くにあたらない。2人とも54歳でサンクトペテルブルク出身、そして旧国家保安委員会(KGB)の元スパイだ。

 プーチン氏はかねて、意中の後継者への支持を明確にすると公言してきた。世間の見るところ、イワノフ氏と、同じく第一副首相のドミトリ・メドヴェジェフ氏の2人が2005年後半に昇格を果たして以来、プーチン氏の支持を得ようと争っている。

 今年初め、世論調査でリードしていたのはメドヴェジェフ氏の方だった。ところが2月にイワノフ氏がメドヴェジェフ氏と同格の地位に就き、国防担当から産業近代化を図る新たな役職に転身してからは、プーチン氏の後継者となる可能性は互角と見なされるようになった。

そして最近実施された世論調査では、イワノフ氏がメドヴェジェフ氏に初めて競り勝った。もっともロシアでは世論調査に大した価値はない。プーチン氏の推挙する人物がまず間違いなく勝利を収めるからだ。

http://blog.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/127577

(今日はここまで)




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